入院と手術の話②:腫瘍って「癌」なの?

入院手術の話:顎下腺腫瘍

2025年11月に「顎下腺腫瘍」にて入院・手術をしたので、それ関連のお話を書いています。

先の記事で書いたとおり、「自分は顎下腺腫瘍かもしれない」という疑いを持った段階で、すぐに個人の耳鼻科で結構ですのでお医者さんに掛かることが第一歩です。その上で当ブログをご参照くださいませ。

さて、今回はあくまでも非医療専門者がする話ですので、あくまでも話半分にお読みください。ちゃんとした説明は自分でお医者さんに行って、きちんと説明をうけましょう。

私自身「それってどういうこと?」と思ったこととして。

「顎下腺腫瘍」という病名を聞いて、端的に「癌?!癌とは違うの?」と思いました。

でも、私は一度もお医者さんから「癌」とは言われてはいません。

私は医療が専門ではないので、非医療専門者のする理解の上での説明になるのですが、いわゆる「腫瘍」というのは大きく「良性」と「悪性」に分けられるらしく。「良性」だと「癌」とはイコールにはならない反面、「悪性」だと大きな意味あいで「癌」とイコールといっても、大きな差支えはないもよう。

「良性」と「悪性」の間の違いは何かというと、私自身医療が専門ではありませんのであくまでも専門外の人間の理解として、ではありますが、悪性場合「湿潤」と「転移」の2つの特徴が挙げられます。

「湿潤」というのは読んで字のごとく、「湿って、潤う」ということですが、癌細胞が他の細胞を壊しながら侵食していくことを指します。「悪性の細胞」はそれだけで「個」として存在するのではなく、他の健康な細胞に染み入るように依存し、それらを壊し、その壊す範囲を広げていく、そういう「健康な細胞に対して依存体質な上で、さらにその健康な細胞を壊し、癌化を拡大していく」ことが特徴の一つ。だから、悪性(癌)の場合、「癌」だけを取り除くというのではなく、「浸食している危険性のある広範囲」を除去する必要がでます。よく医療ドラマとかなんとかで「取りきれた」とか「取りきれない」とか言うのは、こういう特徴があるからです。細胞一つでも取り残せば、結局そこからまた拡大していくためです。

さらに「転移」というのはよく癌の話で聞くことですが、一つの臓器に留まらず、血液やリンパ腺などを経由したりして、他の臓器に拡散していくことを言います。サイズとして、とか、範囲として「留まる」ことを知らないというイメージですね。

こういった「湿潤」「転移」を起こすものが「悪性の腫瘍」といわれ、おおよそ「癌」と同じに考えても大きな相違はないものとなるようです。

対して良性の場合は個としての塊の形で存在するようです。そのため他の健康な細胞に癒着するなどの同化・依存をして破壊するということはないようですが、とはいえその「塊」が、物理的に他の組織を圧迫することはあるようです(例えばこれが脳で起こっていれば、良性でも非常に大きな問題がありそう…と想像してしまいます)。

こういうことを知ったときに、私には良性の腫瘍と悪性の腫瘍が水風船のような姿でビジュアル化されるのでした。

良性においては、穴の開いていない水風船。悪性においては健康な細胞を壊すお水の入った、穴の開いている水風船。なので、水風船からお水が漏れてしまってる。この水風船のお水と接触するとよくないことが起きるらしい。

ただし、悪性の水風船の中身のお水は「100%悪いお水」ではないらしい…、というのもまた面倒な部分かもしれません。

こういう話をするのは、この後の記事でお話しする検査の説明を理解する際や、実際に私が経験したことをお話する上で、理解を助けることにもなるだろうと思ったからです。

「顎下腺腫瘍」というキーワードをネットで調べると、良性の特徴として、腫瘍の大きさが小さい、独立している(腫瘍が動く、移動する=何かに癒着していない)、大きさが安定している(=急激に大きくなっていない)、みたいなことが書かれていたりします。上記の悪性の特徴を読んだ後だと、「なるほど」と思っていただけるかなと思います。

とはいえ、私が調べた個人のブログとかだと、腫瘍が小さかった方でも、手術で開けてみたら悪性だったという方もいらっしゃったので、あくまでもこういう判断基準は「一般論」でしかないことをご理解いただきたい。

なぜなら、ですが、私自身この顎下腺腫瘍のために2人のお医者さんの話を伺いましたが、両方とも検査をした上で「良性か悪性かは、実際手術で開かないと断言できない」と言われたからです。

その医者、両方とも「藪」なんじゃね?!と思われそうですが、私はこの病気に罹ってから、ずっと数学の「確率論」のことばかりを考えました。高校時代、数学の成績はひどいものでしたが…(涙目)。検査を受けたり、お医者の話を聞くたびに「袋の中に入った複数のボール」を思い出すことになるのです(苦笑)。

そういう意味合いで「おそらく良性であろう」ということは、だから診断で言われます。実際私もそういわれました。でも、「100%」とは言われません。

大きい病院で複数の検査をしても「確実に絶対に良性」とは言われません。

それを考えると、素人が病院にいかずにネットの前でうじうじ時間を費やす意味って、本当の時間の無駄でしかなくて。専門家の見立てを聞いて、その上で「次」を考える、あるいは医師の提案を聞いてみるって大事だと思うのです。

そういう意味合いで、何か体調で問題があって悩んでいる時間があるのなら、早急に病院にいって、検査だけしてほしいなぁと切に願うのです。それが皆さんの身体と時間と人生を救うから。

というわけで本日はここまで。最後まで読んで下さりありがとうございます。油絵保存修復のブログなのに、こういう記事も読んでいただけるの、本当にありがたいです。是非また読んで下さいね。ではでは、また~。

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