絵画の構造

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なぜ油絵の下地には「体質顔料」を「色を担当する粉末」の主体にできない?⑦:「屈折率の理解のために」-「油性下地」における「顔料(or体質顔料)」と「油」の相互関係に関する理解のための復習-

ここしばらく、絵画(主に油彩画・テンペラ画)の構造についてお話しておりますが、中でも特に「下地層(地塗り層)」のお話を詳細にお話させて頂いています。 また直近の記事では、「屈折および屈折率」に関してより理解が深まるように、「水性下地...
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なぜ油絵の下地には「体質顔料」を「色を担当する粉末」の主体にできない?⑥:「屈折率の理解のために」-体質顔料を用いた「水性下地」や「水性絵具」などの場合-

ここしばらく、絵画(主に油彩画・テンペラ画)の構造についてお話しておりますが、中でも特に「下地層(地塗り層)」のお話を詳細にお話させて頂いています。 また直近の記事では、「屈折および屈折率」に関してより理解が深まるように、「チョーク...
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なぜ油絵の下地には「体質顔料」を「色を担当する粉末」の主体にできない?⑤:「屈折率の理解のために」-体質顔料を水で濡らすと-

ここしばらく絵画(主に油彩画・テンペラ画)の構造についてお話しておりますが、中でも特に「下地層(地塗り層)」のお話を詳細にお話させて頂いています。 直近の記事では、「屈折率」の簡単なお話や、「物質Aを、その屈折率と近似値の物質Bで覆...
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なぜ油絵の下地には「体質顔料」を「色を担当する粉末」の主体にできない?④:「屈折率の理解のために」-ある物体を、その物体の屈折率と近似値の別の物体で覆うと?-

ここしばらく絵画(主に油彩画・テンペラ画)の構造についてお話しておりますが、中でも特に「下地層(地塗り層)」のお話を詳細にお話させて頂いています。 直近の記事では、「屈折および屈折率」のお話の簡単なお話をしました。 これは体質...
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なぜ油絵の下地には「体質顔料」を「色を担当する粉末」の主体にできない?③:「屈折率の理解のために」-「光の屈折」について-

ここしばらく違う内容の記事を挟んでおりましたが、それまでシリーズでやっておりました絵画(主に油彩画・テンペラ画)の構造に話を戻してまいります。現状シリーズとなっておりますのは「下地層(地塗り層)」のお話、ですね。 「絵画の構造」シリ...
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なぜ油絵の下地には「体質顔料」を「色を担当する粉末」の主体にできない?②:「屈折率の理解のために」-「光の反射」と「絵画の技法材料」と「絵画の見え方」-

ここ連日、絵画(主に油彩画・テンペラ画)の構造についてお話しておりますが、現状シリーズとして「下地層(地塗り層)」のお話を詳細にご説明させて頂いています。 「絵画の構造」シリーズの前々回までは、主に「水性地」「油性地」「エマルジョン...
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なぜ油絵の下地には「体質顔料」を「色を担当する粉末」の主体にできない?:「屈折率の理解のために」-見ることと、「光」と「屈折」-

現在、絵画(主に油彩画・テンペラ画)の構造についてお話しておりますが、特に「下地層(地塗り層)」のお話を詳細にご説明させて頂いています。 前回までは、主に「水性地」「油性地」「エマルジョン地」と3種類ある下地の中でも、なぜ「水性地」...
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下地層に関して:下地を構成する素材の一つである「粉体」である「顔料」あるいは「体質顔料」に関して考える①

現在、絵画(主に油彩画・テンペラ画)の構造についてお話しておりますが、「下地層(地塗り層)」のお話が長く続いておりますね。 この下地に関しては結構重要ですので、もう少々続きます旨ご理解ください。 また、このブログでお話している...
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絵画を断層状態で観察する:「下地層(地塗り層)」ってなあに――「エマルジョン地」とは――

ここ最近の過去記事にて、油彩画(テンペラ画含む)は、多くの場合複数の層構造からなるというお話をしました。 加えてここしばらくは、その多層構造の中でも「下地層(地塗り層)」について説明をしています。 加えて、この「下地層(地塗り...
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絵画を断層状態で観察する:「下地層(地塗り層)」ってなあに――「水性地」と「油性地」の相違として――

ここ最近の過去記事にて、油彩画(テンペラ画含む)は、多くの場合複数の層構造からなるというお話をしました。 加えてここしばらくは、その多層構造の中でも「下地層(地塗り層)」について説明をしています。 加えて、この「下地層(地塗り...
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