卒業式の時期だったり、4月からの身の振り方が決まる時期ですね。
卒業が人生のゴールではありませんし、どういった道を選択してもその場所で花開いていったりすることが大事だなと思いながらおります。結局は選んだ道の問題ではなく、その道でどう自分が成長するかですから。
さて、そういうブログ主も大学時代などが四半世紀程度以前となる程度は生きている中で、過去をちらっと振り返ると、「あ゛ーー!!」と思うことは沢山あります(苦笑)。と同時に、自分が十代二十代に人生の諸先輩から言われたこと、お叱りを受けたこと、慰められたこと、教えられたことが色々ありまして、そのことを思い出すと、その通りだなぁ…と思ったりするんですね。
で、先日ふと思い立したのが、タイトルどおりの「勉強十戒」なのですが。これ自体、別に誰かに「復唱しろ!」とかなんとか言われたものではありません。ブログ主が中学頃、唯一通っていたお勉強系の習い事である個人の英語教室の壁に、ひっそり貼ってあったものです。
この十戒の作者は赤尾好夫氏で、現在の旺文社を設立するなど、教育関係に非常に尽力した方です。実際この十戒は高校生や大学受験生のために創造されたものなのだそうなのですが、こうやって思い返して読み返してみますに、受験生のためだけのものではないなぁと思われます。
論文に向かう大学生もそうですし、研究に向かう院生や博士の方にとってもそうでしょう。また、そういった象牙の塔の中の人だけでなく、普通に会社の中で仕事をする中や、趣味で何かを頑張りたいなといった場面などなどでも、普通にそうだなぁと思ったりした次第です。
この十戒を初めて意識した十代初めのころは、書いてあることをそのまま読むことはできましたし、文章として理解はできても、特に抽象的な部分に関しては理解できたとはいえず。だからこそ今、こういう年齢になっても断片的に記憶しており、「あの十戒はなんだったかのか」とインターネットで調べるに至っています(苦笑)。で、大人になって読み返して、腑に落ちる、みたいなことを今更やっているのですが(^^;)。
ブログ主自身が大人になった今でさえも、なんていうんでしょうね、励まされるとか、叱咤激励される、というのとはちょっと違うのですが…。「見守られる」?「並走してくれる」?そんな感じの十戒ですね。自分が大人になってしまっているからの印象ですかね…。
以下に記載しておきますので、是非読んでみてください。
赤尾好夫作 勉強十戒
- 学習の計画を立てよう 計画のないところに成功はない
- 精神を集中しよう 集中の度合が理解の度合である
- ムダを省こう 戦略の第一は時間の配分にある
- 勉強法を工夫しよう 工夫なき勉強に能率の向上はない
- 自己のペースを守ろう 他をみればスピードは落ちる
- 断じて途中でやめるな 中断はゼロである
- 成功者の言に耳を傾けよ 暗夜を照らす灯だ
- 現状に対し臆病になるな 逃避は敗北だ
- 失敗を謙虚に反省しよう 向上のクッションがそこにある
- 大胆にして細心であれ 小心と粗暴に勝利はない
本日のまとめ的なもの
本日の記事は、ブログ主が色々個人的に自分自身などに対しても思うことがあり、個人的なメモのような意味合いで載せております。
どんな専門であっても、知れば知るほど底なし沼ですよね(^^;)。どんな職業でも、どんな生き方でも一生学びだなぁと実感している中で、ため息をつくときも、落ち込むこともあったりするんですよね、大人になっても。
そういう中で、先人の言葉というのは押し付けにならない形で、一緒に立ち止まってくれたり、背中を押してくれたり、伴走してくれたりするものだなぁと感じています。
というわけで本日はここまで。最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
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