【雑記】日光が減る時期だからこその、おひさまの大事さ:落ち込み予防

雑記

本日はクリスマスイブですね。いかがお過ごしでしょうか。

今年は各地で記録的な寒波が来ているようで、あちこちの地域で雪によるトラブルが起きている模様。特に普段雪が降るというイメージのない県などにも寒波による支障がでているようです。ニュースを見ていると、流通・運搬に関することなどで不安もでているようですので、心配ですね。

小さいころや、20代初頭ごろは、雪が降るのが嬉しかったですね(20代前半は雪の降らない地域に住んでいましたので、雪に煩わされることもなかったこともあって、なおさら無責任に雪が降ってほしかったのだと思います。苦笑)。

こう書きつつ、また現在雪に困っている反面、雪景色に心が惹かれるものがあるブログ主ではあります(^^;)。

さて、こうかきつつ、実際大学で教員をしていたころに思っていたことに、後期になると体調が悪くなる学生の率が高くなる、ということがありました。これは前期(年度のはじめ)の疲れや悩みなどが後期に(年度の終わり)に来るというのもあるだろうと想像する反面、ブログ主がベルギーという日本によりも格段に日照時間の少ない場所で生活していた際に経験したことに踏まえて思うこととして、日に当たる時間が減るからということもあると推察しています。

ブログ主が累計7年滞在していたベルギーの、日本食スーパーだったかにあった「ベル通(ベルギー通信)」という無料ペーパーだったかにあった情報だったと思うのですが、日本からベルギーに来た人間に限らず、もともとベルギー生まれベルギー育ちの人であっても、日照時間の少ない冬季においては鬱症状になる方というのは結構多いのだそうです。

なので、日光の少ない時期に、日光に当たったような状態にするような機材が売られていたように思います(当時は本当に貧乏な留学生生活をしていましたので、そういうところにお金なんて全然かけられませんでしたが・^^;)。

実際、私が東京で学生をしている頃に、最初にベルギーでの長期滞在(国際機関での研修、1年間)を目指した際に色々相談させていただいたのが、ベルギー出身の女性だったのですが、「…あそこはねぇ、ほんとずっと暗いから、大変かも」とおっしゃっていて。当時は、北方ヨーロッパを侮っていたんですよね、ブログ主(滝汗)。なんせ、出身県が曇天が多くて、きっかり晴れることが(少なくとも小学校くらいまでは)少なかった地域だったので。さんさんとした日光がありそうな地域出身じゃないから、問題ないわ~って(苦笑)。

実際は、だめでした(^^;)。一年目の冬は、めちゃくちゃ落ち込む時期があって、周囲を心配させました(苦笑)。同じ頃に、全く知らない方ですが、ベルギーで留学していた日本人が自殺したというニュースもあって、私の同僚が私を心配してくれたことを覚えています。

その後、6年間留学という形でベルギーに残るのですが、春夏期より秋冬期は何年いても辛いんですね。本当に春が待ち遠しかったですし、6、7月なんかは本当に幸せな期間だったりします(お天気もいいし、気持ちのよい日が続くので。こういう気候だからこそのジューンブライドだったりすると思うんです)。

特にヨーロッパの6~8月なんかは、公園でもビーチなんかによく地域の人が出ているじゃないですか。日光を堪能しているんですよね。カフェなんかでも、店内に席がないからじゃなくて、日光や他の人との交流のためにテラス席があったりするんですよね。

日本の場合は、北ヨーロッパほど太陽がない!って印象ないですけど、実際心理的には多少の影響はありますからね。

実際のところ、気分が落ち込んでいるときって、日常生活もままならないと思うんですよ。顔を洗うとか、服を着替えるっていう日常動作も身動きが取れなくなることもあると思うんですね。

だから、心理的に落ち込んでいる人に、なかなかこういう提案も難題だろうなとは思うのですが、可能な限り、日光を浴びてほしいとは思っているんです。

服を着替える、髪の毛を整えるというのができないなら、家の窓際に転がっているだけでもいい。昼夜逆転生活をしているなら、窓際で、カーテンを開けたまま寝てみてほしい。

少なくとも、起きている時間、日の光を浴びてみてほしい。

可能なら、パジャマのままでも、ベランダにちょっとでてみるのもいい。

家の外の「うわー、外、さむいわー--!!!」っていうのを体感してもらえたら、もっといい(^^)。すぐお家に入っていいから。

ただね、こういうのは、「鬱が治る!」とか「落ち込む気分が向上する!」っていう特効薬ではないのだわ。

だから、日光を浴びたからって、すぐにやる気になるとか、元気になるとか、笑顔が戻るとかいうわけではないのだけど、「自分がダメだ」とか、「涙が止まらない」っていうのは抑制できるかなって思うのね。

人間って、ふしぎなもので、太陽の光の下で、あまり不健全な考えって持てないのだわ。また、夏の太陽の光は強すぎるけど、冬の太陽の光で弱いので、某プロテニスプレイヤーのような強さがない反面、包み込んでくれる暖かさがあると思うんですよ。

本当いうと、落ち込む時に一番いいのは、信頼している人が側にいることだったりするのですが、「某ころちゃん」などのおかげで、他者との直接的な関わりというもの自体が減ったことで、こういう心の問題というものがさらに加速したように思うのでね…。

心の問題というのは、独りで抱え込むものではないのですが、一人でもなんとかできる部分といいますか、予防できることとして、「日光」というのは意外と侮れないものだよ、ということをお話させていただきました。

この時期、といいますか、学生さんが落ち込む時に、この話をよくさせて頂いておりましたことを思い出しつつ。また、ブログ主自身、家の中が好きな人間ですが、外に出ると、それはそれで元気になることを実感しているので(^^)。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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