【雑記】ロマンか現実か:岡山県の人魚のミイラの調査

雑記

2023年2月8日(水)の読売新聞のデジタル版にて、岡山県浅口市の寺に伝わる「人魚のミイラ」の化学的調査の結果が出ておりました(参照:「人魚のミイラ」の正体判明、倉敷芸術科学大などが初の科学的調査 (msn.com) 外部リンクです。自己責任でご覧ください)。

この「人魚のミイラ」、ブログ主の十代あるいは二十代前半のころ(そういうとすでに四半世紀近く前にはなります。汗)からTVに時々出ていたなという記憶があります。

それが倉敷芸術科学大学の調査で人魚ではなかった、という結果が発表されたということで、なんといいますか「調査がされてよかったね」というのと「ずっと謎でミステリーのままでいてほしかった」という気持ちとがせめぎあう気持ちのようなものを味わう感じとなっています。ネス湖のネッシーとか、ツチノコとか。ずっと謎でいてくれるとロマンがあるじゃないですか(^^;)。

これが、「人魚だった!」と雑誌「ムー」的な結果であれば、さらにわくわく感が募ったのでしょうが、「現実ってそんなものだよねぇ」というなんというか、半目になるような気持ちになっています。

いや、こんな気持ち、一時的でも大学勤務で研究職をしていた立場からするとダメじゃない?!とも思っているんですよ(苦笑)。

しかしそれにしてもどうしてこんな精巧な人魚のミイラ的なものを作ったんでしょう、という謎はまだ残っています。いろんな生き物の部分を使っているようで、特に魚類の一部なんてもの、結構長い年月保つんだなぁと感心したりもしました。

ミイラらしく見える、というのはまさに本物の生き物の身体を使っているからというのもあるんでしょうね。実物の人魚のミイラを見たことはないですが、こういった生き物の部品の加工がうまくできる人が作ったのかと思うと、どんな技法で、どんな技術で作ったのかとか、そういう点はすごく興味があります(笑)。

あと、どうなんでしょう、クオリティとして、人魚のミイラを作った当初から「らしい」感じだったのか、経年によって「より、らしく」なったのかというのは結構大きいかなぁと思ったりもしました。

このお寺ではこの人魚のミイラ、一般公開とかされているのでしょうかね?人魚じゃないのか…という残念感はありますが、やっぱりどんな技術でできるのかは見て見たい感じはありますね(^^)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました