絵画保存修復のーと

ここしばらく卒論関係のお話をしております。 今回の記事は大学生が卒論のテーマを決めるとき、あるいは卒業研究中もしくは卒論執筆中におおよその学生がいう言葉、「僕（私）の研究って、何の役に立つんでしょう」問題です（笑）。 これ、修...

ここしばらく「卒論関係」の記事を書いております。通常当ブログを読んでいるわけではなく、たまたまこの記事に出会ったという方は、もしかしたら「やりたいテーマがあるのに、教員がダメっていっている」のかもしれないですね。 もし先生が「このテ...

２つ前の記事にて、卒論のテーマを考える上で①興味不足、②知識不足、③プライドの高さが問題としました。 また「自分の論文が他人（特に同級生や後輩）からどう思われるのか（できない学生だと思われたくない）」という「他者評価」を気にしすぎて...

先の記事にて、卒論のテーマが決まらない理由として３つ挙げました。「①勉強不足」「②興味不足」「③プライドの高さ」ですね。 ③はわかりにくいとは思いますが、最近の学生さんにある感じだと「他者評価を気にしすぎ」ということです。「自分の価...

正直3月のこのころにする話ではないとは思うのですが（このころに卒論のテーマが未決定というのは、ちょっと困る事項ですので…）、遅くとも4年生になった4月の最初あたりの授業で卒論のテーマ確認などをすると思うので、こういうことをテーマとしており...

先の記事にて、紫外線蛍光写真のおさらい的なことを少し見ました。もし気になられるようでしたら、先にそちらを読んでいただけると幸いです。 この記事は、「そもそも紫外線は人間の目に見えないのに、それを作品に照射して、何かが見えるって変じゃ...

過去の記事にて、文化財保存修復業界における作品調査の際に、「光学調査」というものを行うという話をしました。 ひとことに「光学調査」と言いましても色々「ノーマル写真」「赤外線写真」「X線（レントゲン）写真」などと様々なな手法を使うので...