手術後二日目(11月23日)、三日目(24日)は大きく変わらないので、この二日の話と、四日目(25日、退院日)について、本日は記載します。
手術後二日目
食事など、特に変わることはありません。ただ、リハビリとして色々歩いていいということで、病院内にあるコンビニに行くことの許可が下りました。
首からドレーン、腕には点滴なので、歩きにくいのですが、ベッドの上でじっとしていることに耐えられなくて(苦笑)、歩き回れるのが嬉しかったです。お腹を切った時は、あらゆる動作がお腹の傷にさわり、起き上がることすら辛かったですが、首の場合というのは、首から下には別段問題があるわけではないので、歩き回ること、全然問題ないんですね。あくまでも個人的な感覚にすぎないのですが、私の場合は後遺症の痛みが本当にきつくて、それに比べると首の手術痕の痛みというのは殆どありませんでした。それだけ鎮痛剤が効いていたからでしょうが、逆説的に言えば、鎮痛剤を使っても後遺症の痛みは辛い、ということです(汗)。ただ、私の場合は後遺症が強いほうだから、というのもあったでしょう。
ちなみにこの日あたりの生活上の問題を言いますと、全体的に痛みがなくて精神的に余裕があるのか(でも見た目としての後遺症があるので、結構精神的にショックは受けているはずですが)、とにかく頭がかゆくなりました(汗)。入院中お風呂に入れないだろうことを考えて、洗髪シートを持ってきていたので、それでひたすら頭を拭いていました。洗髪シートで頭を拭くと、それなりに気持ちいいのですが、やはりお水で頭を洗うのとは違うので、かゆみがぶり返すんですよ(涙)。なので、朝昼晩とこの日拭いていました。洗髪シートは効果がない、というのではなく、ないよりはあった方が断然よかったです。
なお、この手術後2日目の深夜0時(手術後3日目の午前0時とでもいうのか)に、点滴がとれます(万一のために腕にルートはついたままですが、管が繋がっていないことの身体の自由度は全く違います!時間に関してはすでに記憶がないのですが、入院中のメモを参照にしています)。ありがたかったですね…。
手術後三日目
手術後の毎朝のルーティンである、朝8時の医師による診察によって、首に刺さっていたドレーンが除去されました。首の腫瘍摘出部分からの膿がほとんど出なくなったことが確認できたからです。そして次の日(手術後四日目)に退院予定であることが告げられます。
顎下腺腫瘍の手術における退院の目安は「ドレーンが除去できるかどうか」です。何度も書いているとおり、首の下においては問題なく動くことができ、手術痕の痛みも殆どないので、看護師さんがお世話してくれている内容が「ドレーン」の管理くらいだからです(汗)。
それでもこの日のご飯は三食とも「米粒」に関しては「お粥」でした。おかずは普通。
そしてこの日シャワーに入ることが許されます。手術前日(20日)以降お風呂に入れていなかったので、本当に嬉しかった反面、手術後3日目でお風呂って、傷口からお水、入らないのか?とちょっと心配でした(苦笑)。問題ないから、シャワーの許可がでているわけなんですけどね(汗)。
手術後四日目:退院日
この日の朝8時の医師の診察にて、抜糸がなされ、予定どおり退院と相成りました。抜糸はおそらく研修医であろうお医者さんが恐々とやって下さいました(苦笑)。
この日の朝ごはんの「ご飯」はお粥ではありませんでした。普通の米粒も食べられることをこの段階で確認(ただし口の中で米粒が散らばりますが…)。おかずは通常どおり。
ちなみに、見た目上の後遺症(口に生じている後遺症)のため、一カ月くらいは私の口は殆ど開かない状態でした。いえ、手術と関係ない右の口は動きますが、腫瘍のあった左の口(下半分のみ)は十分に動かなかったのです。なので、口に入れられる食べ物の量といいますか、高さにはしばらく気を付ける必要性がありました。例えばご飯に納豆を載せて食べる、ということができませんでした。口が十分に開かないので、ご飯の上の納豆を、唇が押しのけてしまうのです。こういう点でも、一人身でよかったと思ったものです。一緒に食事をする人に、心配や気持ち悪さ、不愉快にする感じを与えずに済むことに、心底ほっとしました。
なお、時間薬によって左の口の開かなさも、少しずつ解消され、違和感のある見た目とはいえひと月半程度で、人様とご飯を食べにいっても大きな問題のない程度にはなります(ただ完全ではないので、私は気のおけない人としか一緒に食事はしていません)。
この日に初めて電話で入院手術に関して伝えてあった近しい人に連絡を何件かしました。この際に誰も「しゃべり方が変」とか思う方はおらず、寧ろ「え?喉とか手術して、こんなに普通にしゃべるんだ」という印象で皆さんいたので、食べること以外は別段問題はなかったと記憶しています。
どこの病院もそうなのかわかりませんが、私が入院した病院は午前10時までに自分のベッドを離れて退院することになっているので、私が病院にいたのは25日の午前10時まで。
また入院・手術の費用は後日請求なので退院当日にお支払いする必要はありませんでした(こういうのは病院ごとに違うかもなので、事前に各自確認するとよいと思います)。
あとはバスで帰宅。入院中、車を病院の駐車場におけるなら、車で運転して帰りたかったですが、1週間近く車おきっぱなしはダメということで(そりゃそうだ)、そもそもの入院時もバスで病院に来ていたので、帰りもバスでした。ただ、物理的・肉体的に運転は全然不可能じゃないです。首から下に問題があるわけではないですし、首を左右に回すことは普通にできるので。ですので、退院後、念のため数日養生した上で、その後普通に車を運転しています。
本日のまとめ的なもの
ながながと私の場合の入院手術のお話を書いてきましたが、あくまでも「私の場合」であって、万人が同じ、というわけではないことは何度も書いておりますがご理解いただけるとよいかと。
最近、入院前に病院から頂いた手術や後遺症関連の説明の書類を見直したのですが、書類上は「後遺症が残る期間は半年」とあるのですが、手術後5カ月経過している今、とてもじゃないですが、あと1カ月でこの後遺症が霧散するとは考えられる状態にはありません。実際お医者さんからは「あなたの場合、後遺症(見えないタイプの)は1年残る」と言われています。なので、私の場合というのは良性の腫瘍の手術ではあるのですが、状況としては面倒なタイプだったのだと推察します。
腫瘍は良性の場合でも、時間経過とともに悪性に変化する場合もあると言われています。また私のように良性でも後遺症が強くでる場合もあります。私の場合は、しこりを見つけてからすぐには病院にいかなかったので、腫瘍の周辺が痛くなってから病院に駆け込むような愚かなことをしました。物理的に痛くなる前に手術していたら、こんなに後遺症は強くでたのだろうか…?と考えないことはありません。
それでも私の場合は良性でした。だからこそ強い後遺症でも笑って済んでいますが、悪性であったときに、それでも笑えただろうかとも思います。
文化財の保存修復などでもそうですが、病気などでも、「おかしいな」と思ったときに、素人が自分で判断するよりもプロに見てもらうのが一番です。治療が必要なら早期発見早期治療でデメリットが最小の形で終えることができる。もし「なんともない」という結果であれば、心理的な平和が得られる。
自分の身体は自分のものだけど、だからといって蔑ろにしていいものではなから…。「なにかいつもと違うぞ」と思ったら、病院にすぐ行って下さいね。
本日はここまで。最後まで読んで下さりありがとうございます。また次の記事も読んでいただけたら嬉しく思います。ではでは、また~。

コメント