入院・手術の話⑱:手術後の傷跡へのケア

入院手術の話:顎下腺腫瘍

最近の手術は盲腸などでも内視鏡手術で日帰り手術であるという話を聞く中で、顎下腺腫瘍の手術の傷跡は、長さおよそ8センチ、おそらく8針くらいかなと思われる手術痕が残りました。私が盲腸にかかった時の手術痕が長さ5センチ、5針だったのが、私の受けた手術で最も大きな痕跡なので、それを上回る手術痕跡だったわけです。

さて、そんな手術痕ですが、胴体にできるものとは違い、首という比較的目立つ場所、そして服に隠れない場所であるためか、胴体での手術の際には言われなかった日常のケアをお医者さんより言われました(ただこれは「現代医学の常識」で、私が子供の頃になかった医学の進歩なのか、胴体と首での違いなのかは不明です)。

ということで本日は退院後、手術痕に関して実施するケアのお話。

傷跡のケアの基本3点と実際のケア

病院を退院する前に、看護師さんより購入してくれと言われるお品物があります。25㎜幅のスキントンテープ(私が購入しているのは3M社の「マイクロポア」、1巻400円程度)あるいは、ニチバンの「アトファインM(6枚入り、1800円程度)」です。

これの理由は傷を綺麗に直す基本3つが「保湿(乾燥させない)」と「紫外線予防」と「物理的な刺激、あるいは引っ張りなどの緊張の緩和」だからとされています。

まぁ、上記の商品2つには「保湿作用」はないのですが、紫外線に傷を直接さらすことなく、髪の毛などの擦れなども防ぐことができます。なにより安価ではあるものの効果があるとされているため、こういうケアを病院から「やってください」と言われるわけです。

なお、400円のテープと1800円の商品なら、後者のほうが効果がよさそうと考え、看護師さんにその旨をお伺いしてみたら、「3カ月貼るものなので、肌が接着剤などで負ける場合がある。お肌がデリケートな方(あるいは400円のほうで不都合が出た方)はお高いほうを使うほうがよいでしょうけど、一般的には400円のほうで十分」という回答でした。

ちなみに私は就学前から肌が弱く、小さなころから今現在でもどこに行っても皮膚科のかかりつけ医を持つ人間ですが、そんな私でも400円のほうで問題はなかったです。

医薬品には「得意」「不得意」があるらしい

さてさて。実のところ私は、「傷を美観的に綺麗に直したいならテープを貼れ」と看護師さんからご指導を受けた際に、「なんでこんなテープなのだろう?キズパワーパッドみたいなものは、存在しないのか?」と不思議に思ったものです。

で、キズパワーパッドをネットで調べてみると、キズパワーパッドというのは例えば靴擦れのような表面的な傷に対して使うもので、深さのあるものへの使用は推奨されていないんですね…。

また、もう10年以上前に、同世代で、当時まだ全然お若いのに健康オタクな方がいらっしゃって、その方が「傷とかには熊脂ですよ!」としきりに言っていたことを思い出したのです。でもさすがに手術痕に塗るのは、大丈夫なのか?とものすごく疑問とほのかな恐怖心がでまして…。勿論、そういうのはお医者さんに確認したら使えたのかもしれないのですが、そんな民間療法的なものをお医者さんにお伺いするのがなんとなく気恥ずかしく、聞かずじまいで実行せずにおります。

なお、手術後4カ月を経て、お医者さんにも月一通わなくてもよいと言われたころに「ヘパリン類似物質」を有効成分とした配合された市販の外用薬が傷跡の見た目によい、という話を聞いたのですが、知った頃にはお医者さんに会う予約がなくなってしまい、確認のしようがないため不明です。「ヘパリン類似物質」配合商品は、実際に市販されているものですので、民間療法よりは信ぴょう性があると思っているのですが、気になる方は必ずお医者さんにその旨確認してから使ってくださいね。そういう情報を聞いた、というだけで、推奨しているわけではないですからね(苦笑)。

また市販薬に関しては、「傷」や「肌」の状態によって選択すべき成分が違うらしいです。すなわち同じ手術痕でもその治り方によって外用薬にせよ、適正成分を選択しないと、求める効果が得られない、ということです。お医者さんや薬剤師さんのように薬に詳しい方でない限り、そういうのを自己判断で選ぶことは結構危険だと思うのです。

そういう意味でもむやみに民間療法に走るより、お医者さんに傷の様子と有効な薬品に関して相談して、適正な処方をしてもらうのが近道であると思います。

本日のまとめ的なもの

手術痕の治りというのは表面がつながったから終わり、ではなくて、1年から1年半ほどかけて、その治療部分の皮膚が非常に薄い状態から一般的な皮膚の厚みや丈夫さになるまで正常化を続けるのだそうです。つまり、長い目でもってケアをしていく必要があります。

実際11月21日に手術をし、すでにお医者さんの診療から離れた状態である私も、未だ首にテープを貼るスカーフなどを巻いて「日に当てない、保湿させる、保護をする」を実施しています(なお、お医者さんからはテープの使用は3月段階で「辞めていい」とは言われています)。

そういう保護をした場合、しなかった場合という世界線を同時に見ることはできないので、「保護しなかったら見た目は果たして大きく変わるのだろうか?」とは思いますが、地道に日々できるケアをしていくことは大事だなと思います。

なお、テーピングをしなくてもよいと言われた際(3月の頭です)に、日焼け止めや化粧水などの利用に関して確認しましたが、手術後4カ月近かったこともあってか許可が下りました。こういったものの使用などに関しても、自己判断せずお医者さんに確認しながらが不安が少なくていいのかなと思います。

というわけで本日はここまで。ここまで読んで下さりありがとうございます!次の記事あたりで後遺症などに関しても記載したく思います。もう少しだけ続きますが、読んでいただけたら嬉しいです。ではでは、また~。

コメント

タイトルとURLをコピーしました