入院・手術の話⑬:手術後と次の朝まで 2/3

入院手術の話:顎下腺腫瘍

先の記事にて、手術後の夜から次の日の朝までに、手術痕が痛いとかそういうのとは違う3つの苦しみがあったと書きました。

おそらくこの3つの苦しみは、私個人が感じたものであって、同じ病気で手術をした方全てが感じるものでは絶対ないと思っています。別の方のブログで、手術後に後遺症すらほとんどない方もいらっしゃるので、本当に病気および手術後の予後などに関しては個人差というのが大きいのではないかと思います。

なのであくまでも「こういう人もいたんだ」くらいのサンプルとして読む程度にしてくださいね。

本日はその苦しみ2つめ。

15時以降から次の朝まで:3つの苦しみの2つ目

先の記事にて一つ目の苦しみは「眠れない」ことという話を書きました。

2つ目の苦しみは、「喉が渇き続けること、そしてどんなに喉が渇ていても、水をがぶ飲みできないこと」です。

手術前に水分が摂取できるのは午前10時まで。それ以降は飲食禁止。

手術からベッドに戻ったのがおそらく15時くらいで、そこからずっと意識がはっきりし続けるのが18時くらい以降(お医者さんとその日最後に会話をした時間)です。

手術後すぐや、(おそらく)18時頃とみられるお医者さんとの「会話」と「声を出している」ように書いていますが、実際のところ、声は殆どでませんでした。今となっては記憶として曖昧なのですが、風邪をひいて喉がおかしくなった時に声がでないような感じといいますか。私の入院メモには「喉に管を出し入れした際の痕跡なのか、声がでない」とあります(これは実際に喉内部に傷があるとかそういうことではなく、そう感じるほどの違和感と痛みがあった、ということです。全身麻酔に関する同意書の説明で、結構怖いことが書かれていたので、その思い込みがメモに反映されている次第。苦笑)。

喉(食道などの入口)が痛い理由を考えると、一つは唾液とかが全くでていなかったからではないかなぁと思ったりもします。口の中を潤すものがなにもなく、手術後は文字どおり口の中がからっからで、水分の痕跡がありませんでした。唾液も殆どでない。

当然喉が渇くわけで、水分が摂りたいのですが、起き上がれないし、首すら動かせない。最初は看護師さんの介護なしには飲めません。

我慢ができなくなって、看護師さんに最初に「水が欲しい」と言ったのは時間としてはいつだったんだろう?すでに部屋の電気が消えていたので、21時よりは遅かったのでしょう。

看護師さんいはく。「少しだけなら飲んでいいよ。でもごくわずかしか飲んじゃだめ。嘔吐するから」

でもそこは浅はかな患者でしたので、「まっさかー」と思いつつ、通常の「ごっくん」と飲んでいる量の半分程度かな~くらいをごくっとやりました。

本当に吐き気がする。足の当たりが例の機械で気持ち悪くて、喉も口の中も乾いてお水が欲しくて仕方ないのに、胃もむかむかする…!

という状態になり、しばらくは胃のむかむかとの戦いでどんなに喉が渇いていても水分を摂ろうとは思えず。ひたすら耐え。

次の看護師さんが来たころ(おそらく1時間後)に再度水分をお願いしました。とにかく口の中の渇きをなんとかしたくて、自分の口の中のイメージとしては、ティースプーン1杯分程度を口に含んで、それで(汚い感じですが)口の中をできるだけ潤してから飲み込みました。苦しくならずに飲めた…!

でも連続して飲み込むと気分が悪くなるだろうからと、およそ10分おき程度か、自分で工夫して水分を摂るようにしました(眠れないので…、足の機械の発動間隔と看護師さんが来るタイミングでの感覚として10分程度間隔と推察しています)。

次の朝、新品で購入していたお水のペットボトル(500ml)のうち、減っていたのがおおよそ3/5程度。つまりどんなに喉が渇いていた状態で、必死にお水が飲みたいとなっていても、飲めたのが一晩10分おきに頑張って300mlに過ぎないってことが分かりました。

当たり前と思うことでしょうが、水を拒否しない胃があるって、ありがたいことですよ(苦笑)。あんなに欲望としては口も喉も水を欲しているのに、胃が拒否するという裏切りをするなんて考えたことがありませんでした…。

本日のまとめ的なこと

この経験のため、パブロフの犬的な感じといいますか、酸素マスクをしている描写を見ると、ものすごく喉が渇きます(苦笑)。

感覚として味わうなら、夏の暑い日にお外から帰って、水、水!と冷蔵庫を開けて、飲めるお水がスプーン一杯の絶望感という感じでしょうか(苦笑)。それが最低6時間程度続くと考えると、発狂ものでしょう。

ただこの「吐き気(およびそれに伴う嘔吐)」という症状に関しては、手術当日の夜から明け方にかけては「起こりうる」こととして、看護師さんが注意してみていたことから私だけに発生することではないかもしれません。

部分麻酔の手術の際には発生していないことなので(あるいは本当は発生するのかもしれないけれど、丸一日爆睡していたので気づかなかった…?)、全身麻酔の際にだけ起こることなのかはわからない、です。

まぁ、手術後は傷の痛みより、こういうことのほうが私個人は辛かったよという話程度に。いろんなことが軽傷な方は手術の傷の痛みのほうがきついのかもしれないですしね(^^)。

ということで本日はここまで。当記事を最後まで読んで下さり、ありがとうございます。もう少し続きますので、今後とも読んでいただけるととても嬉しく思います。ではでは、また~。

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