入院・手術の話⑭:手術後と次の朝まで 3/3

入院手術の話:顎下腺腫瘍

先の記事と2つ前の記事にて、手術後の夜から次の日の朝までに、手術痕が痛いとかそういうのとは違う3つの苦しみがあったと書きました。

本日はその3つ目。

あくまでも「私は」であって、同じ病気で手術する方全てに同じことが起きるという話ではないので、そういう人もいるんだ程度に読んで下さいね。お願いします。

15時以降から次の朝まで:3つの苦しみの3つ目

2つ前の記事にて一つ目の苦しみは「眠れない」ことと書きました。

そして先の記事にて2つ目の苦しみは、「喉が渇き続けること、そしてどんなに喉が渇ていても、水をがぶ飲みできないこと」と書きました。

では3つ目の苦しみは、ですが。これこそおそらく私個人の話であって、同じ病気の方の予後に出てくる話ではないと確信しているのですが、手術前に私を苦しめた頭部、というか顔面における痛みの走馬灯的回顧が起こりました。8月にあちこち痛くて色々病院に走り回った痛みが、この額下腺腫瘍に起因するものだったと確信したのがこの時です。

なぜなら腫瘍の塊が、おそらく三叉神経など、顔面神経に触れる、あるいはなんらかの作用を起こす程度に圧迫するような感じになっていたのだと推察するからです。この術後の痛み、苦しみのことを書きたくて(そして顎下腺腫瘍自体は痛くないのに、別の部分が痛くなることを書きたくて)このテーマでの2つ目の記事にて書いた「腫瘍って癌なの」という話を書きました。この記事を読んだ後(あるいはとりあえずこの病気をテーマにした記事を最初から読んでいただけると、ご理解いただきやすいかと思います)。

悪性腫瘍(癌)だと勿論切除を始め、治療が大事!とすぐ判断できると思うのですが、良性の場合、本当に手術って必要かな?って誰しも思うはずです。私も思わないことはなかったですから。

でも、私の場合のように腫瘍が他の何かを圧迫して、腫瘍とは別の箇所が痛くてしょうがなくなることもあるので…。悪性じゃなくとも、そういう不都合がでる場合もある、とご記憶いただけると多少は判断材料になるのかなと思わなくもなく、書いています。

まぁ、とにかく。良性腫瘍でも手術で切除することを瞬時に判断する程度には、数カ月あちこち痛かったのを、一気に一晩で復習するような感じだったのが、苦しかったです(苦笑)。

でもこれは腫瘍が何かを圧迫していなかったタイプの方には、きっと発生しないと私は確信しています。

本日のまとめ的なもの

こんなわけで、手術後の夜から明け方までは、眠れないこと、喉の渇き(飲みたくても飲めない)、そして手術痕とは関係ない顔などの痛みにのたうっておりました(苦笑)。

でも、これだけ一気にいろんなことが押し寄せて、「つらーい!」と思うのもこの一晩だけ。それがわかっていれば十分耐えられることかなと思いますし、これだけ3つ揃うこともなかなかないと思うので、恐れることもないかと思います。

正直「痛み」ということだけを思うなら、自分の経験上、お腹を切る手術のほうが痛みの度合と、その痛みの続き方からして上、と思うので、そういう個人的経験上の比較でしかないですが、それほど顎下腺腫瘍の手術の傷跡自体およびそれが及ぼす痛みと、生活上の不都合はないです。

そもそもに「間欠的空気圧迫法」の機械は朝になると外してもらえましたし、おかげで二日目の夜こそ爆睡できましたので(笑)。私にとっては、この機械が一番の拷問機械だったと思います(苦笑)。もしかしたら、この機械が好き!って方も逆にいらっしゃるかも…とは思います。嫌悪する人間がいれば、好意的に思う人間も絶対いらっしゃるので。

あと、寝返りが打てないことは地味に辛いですね。「間欠的空気圧迫法」の機械のため、しんどさは分散していますが…。身体が動かせないことのしんどさは、たった一晩でも相当なものです。不思議とこういう時に、昔TVか何かで知った、「10年間身体は植物状態で動けなくも、精神ははっきりしていて、身体に閉じ込められた状態で過ごした南アフリカの少年」の話を思い出したのでした。身体が動かせる幸運。当たり前と言われそうですが、それが当たり前ではないことを経験すると、当たり前は当たり前ではないのだと思い知る感じです。

この一晩のことだけで記事3つ分って!とは思いますが、読んでいただけてありがたいばかりです。また多少シリーズは続きますので、今後とも読んでいただけましたら幸いです。ではでは、また~。

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